スターになりたい人、スターを輝かせたい人にも大きなチャンスがある
データアナリストからシステムエンジニアになった感想を聞かせてください。
データサイエンス領域は高度な知識が要求されるので、入社当初は一通りの知見をキャッチアップするだけでも大変でした。その当時の苦労の甲斐あってか、データアナリストからシステムエンジニアへの転身は、いまでは私の強みになっていると思います。エンジニアの話も、データサイエンティストの話も、もちろんお客様のお話もよくわかりますからね。この三者の間に立ち、AIを利用したシステム開発を円滑に進められる人は多くないと思っていて、それなら大学で数学や統計学を学んできた人たちと同じ土俵で戦うよりも、自分にしか歩けないキャリアを歩むべきじゃないかと。もちろんデータアナリストの経験は無駄になっていませんし、むしろプロジェクトマネジメントには有益に働いています。ですから、システムエンジニアに転身してよかったと思うんです。
データサイエンスやAIに精通したスペシャリストを後ろ盾にシステム開発をリードするわけですよね。心強さを感じるのでは?
そう思います。ちゅらデータには、選りすぐりのスペシャリストが揃っていますから。環境には恵まれていると思います。でもその一方で、さまざまな専門性を持つ精鋭を束ねてお客様の高い要求に応えるには、それなりの経験とテクニックが必要です。もちろんプロジェクトマネージャーにも優れた手腕が求められるのはいうまでもありません。転身してみて、改めてプロジェクトマネージャーの重要性を痛感しているところです。
ちゅらデータには、専門特化したスペシャリストだけでなく、宮城さんのように守備範囲の広いユーティリティプレイヤーが活躍できる場所があるんですね。
はい。それがちゅらデータの強みだと思います。そもそも全体の技術レベルは高いですし、お客様からの信頼も厚い上に報酬も業界水準を上回るレベルです。しかも自分の特性や志向に合わせた働き方ができるので、自己実現を図りたいメンバーが全国から集まってきます。プロジェクトマネジメントを担う立場としては、請け負う案件の幅広さ、予算感、社会に与える影響のどれもが年々大きくなっているので、気が引き締まる思いでいっぱいですが、それだけに大きな期待を感じています。
プロジェクトマネジメントに携わるなかで気をつけていることを教えてください。
担当するプロジェクトに限っていうと、ひとりひとり異なる専門性や志向、希望を踏まえて仕事を割り振ることですね。尖った能力をさらに磨きをかけたいのであれば、希望に応えられるよう善処しますし、自分に足りない能力を育みたければ、未経験でもできることから任せるようにしています。実力は好奇心や前向きな気持ちを満たしてこそ育まれるものですからね。その点に関しては、メンバーの育成や評価に責任を持つエンジニアリングマネジャーとも協力しながら、それぞれの個性に合った仕事を任せるようにしています。
とはいえ、すべてのメンバーの希望を叶えるのは大変そうです。
もちろん条件が揃わなければ希望を叶えられませんが、だからといって社員の犠牲のもとにお客さんの満足度を上げたりするのは違うと思うんです。もちろん逆もまた真なので、プロジェクトマネージャーは顧客満足度と従業員満足度の両方を高められるよう努力すべきだと思います。でも楽じゃないのは確かですね。案件の特性によってはメンバーの希望を満たせてあげられないときもあるので、心苦しいこともありますから(笑)。
宮城さんのような人がいるからこそ「クレイジーな仲間たち」も本領を発揮できるのかも知れません。
そうだといいんですが。伝統的な日本企業では自己主張の強いメンバーは疎まれがちですし、出る杭は打たれるのが当たり前です。でもちゅらデータは、むしろそんなメンバーを集め活かすことで高度なサービスを提供している会社。自分の役割はそれなりに大きな意味があるんじゃないかって密かに自負しています。
ところで、宮城さんが働いていて面白いと感じるのはどんなときですか?
お客様の期待に応えたときもそうですが、どのポジションでも常に新しい知識が必要とされるので、必死に勉強したことが実務で即活かせるのは楽しいですし、面白いですね。システム開発を通じていろいろな業種のお客様と接するなかでドメイン知識も得られますし、経験を重ねるうちに勝ちパターンを見抜く目利き力が身につけられる点も気に入っています。
今後についてはどうでしょう。ちゅらデータでどんなことを成し遂げたいですか?
経験を積めば積むほど「まだまだ勉強が足りないな」って感じる場面が増えています。ですからこれからもエンジニアとして技術の習得には貪欲であり続けたいですね。私の個人的な想いとしては、将来的には、医療や介護分野で支援が必要な方々への貢献を目指し、彼らの生活を向上させるAIシステムの開発に取り組みたいと考えています。いまの仕事を通じてどこまでできるかわかりませんが、テクノロジーの可能性を追究し社会の役に立てるのがエンジニアの使命。子どもたちの未来のためになるようなAIシステムに携われたらうれしいですね。
最後の質問です。宮城さんが一緒に働きたいのはどんな人ですか?
ちゅらデータは多様性を大切にする会社なので、スペシャリストでもゼネラリストでも構いません。個人的には、自分のスキルを磨き続けるという強い意志を持ち、その成果をクライアントや社会に貢献したいと考える「ギバー」精神を持つ人と働くことを望みます。会社の看板になるようなスターになりたい人はもちろん、そんなスターを輝かせたい人も大歓迎です。データサイエンスやデータエンジニアリングはもちろん、AIやデータがもたらすポテンシャルを社会に届けるシステム開発に興味がある方からのご応募をお待ちしています。